令和2年4月15日

 4月15日午後5時頃から約20分間,茂木敏充外務大臣は,アン=マリー・トレビリアン国際開発大臣(Anne-Marie Trevelyan MP, Secretary of State for International Development of the United Kingdom)と先方の求めに応じ電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
 

  1. 茂木大臣から,「ジョンソン首相が退院され,喜ばしい。一日も早く全快され,新型コロナウイルス感染症対策の陣頭指揮に戻られることを祈念する。」と述べ,トレビリアン大臣から,感謝が述べられました。
  2. 両大臣は,新型コロナウィルス感染症対策に関する途上国支援等について意見交換を行い,茂木大臣からは,国際社会の喫緊の要請に応えるための保健・医療分野の能力強化・物資提供及び医薬品・ワクチンの開発等の支援や,ASEAN+3特別首脳テレビ会議にて安倍総理が表明した対ASEAN支援等の日本の取組を紹介したのに対し,トレビリアン大臣からも英国の取組が紹介されました。
  3. 両大臣は,短期的にはマスク等特定の支援に注目が集まりがちだが,中長期的には,経済対策や途上国における感染症対策支援を含む包括的な対策及び国際機関との効率的な連携が必要であることで一致しました。
  4. また,今後とも,G7外相会合のフォローアップを含め,日英両国がより緊密に連携していくことを確認しました。