令和2年3月13日

1 3月12日(現地時間同日),ブルキナファソの首都ワガドゥグにおいて,我が方池﨑保駐ブルキナファソ特命全権大使とオギュスト・ジャン・マリー・ポニョン国連人口基金(UNFPA)ブルキナファソ事務所長(Mr. August Jean Marie KPOGNON, Resident Representative, United Nations Population Fund for Burkina Faso)との間で,供与額2億円の無償資金協力「若者の性と生殖に関する健康及び権利向上計画(UNFPA連携)」に関する書簡の交換が行われました。

2 ブルキナファソでは,性と生殖に関する健康及び権利に係る情報が欠如していることにより,若者の妊娠率を押し上げており,エイズ/HIVへの罹患や,若年妊娠による乳幼児の死亡の一因となっていることが問題となっています。

3 この協力は,中央地方及び中央西部地方において,若者向けの性教育,教育者向け指導,また,保健センターや移動診療車での検診を通じて,性と生殖に係る健康及び権利の向上をはかるものです。

4 我が国は,昨年8月の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を推進する旨表明(PDF)別ウィンドウで開くしており,この計画は同表明を具体化するものです。

[参考]ブルキナファソ基礎データ
 ブルキナファソの面積は約27万平方キロメートル(日本の約70%),人口は1,919万人(2017年,世界銀行),人口一人当たり国民総所得(GNI)は610米ドル(2017年,世界銀行)。