1.  1月14日午後3時20分頃から約60分間,中谷真一外務大臣政務官は,訪日中のマチャリア・カマウ・ケニア外務次官(H.E. Ambassador Macharia Kamau, Principal Secretary for Foreign Affairs of the Republic of Kenya)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,カマウ次官から,「モンバサ開発をはじめとする日本の対ケニア支援について謝意の表明があり,日本はアフリカに対して敬意をもって接してくれる良き友人であり,引き続き国際場裡で日本と協力していきたい」と述べました。これに対し中谷政務官から,「TICADプロセスを通じて日・ケニア間の貿易・投資関係が進展していることを歓迎しつつ,TICADVIの開催国であるケニアはTICADの最大の理解者の一人であり,2022年にアフリカで開催予定のTICAD8に向けて,今後様々な場面でケニアの理解を協力を得たい」と述べました。

    2 さらに中谷政務官から,「日・ケニア両国は,法の支配に基づく海洋秩序の維持・強化という基本的価値を共有する海洋国家であり,持続可能なブルーエコノミーと親和性の高い自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて,国際社会においてもケニアと連携していきたい」と述べたところ,カマウ次官から,「ケニアの海洋安全保障の更なる強化に向けて,引き続き日本からの支援を得たい。自由で開かれたインド太平洋はケニアの海洋政策と軌を一にするものであり,日本との連携を歓迎する」と述べました。