1.  1月14日午後2時30分頃から約40分間,中谷真一外務大臣政務官は,訪日中のタキディヌ・ユスフ・コモロ・連合外務・国際協力大臣付国際協力担当閣外大臣(Dr. TAKIDDINE Youssouf, Secretary of State in charge of Cooperation at the Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Union of Comoros)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,中谷政務官から,タキディヌ閣外大臣の初めての訪日を歓迎した上で,「日本はTICAD7で表明したとおり,アフリカにおけるブルーエコノミーの発展及び強靱かつ持続可能な社会の構築に向けて貢献(PDF)別ウィンドウで開くしていく考えであり,自由で開かれた海洋秩序の維持・強化に取り組むため,コモロと協力していきたい」と述べました。これに対し,タキディヌ閣外大臣から,今回の訪日に際するおもてなしへの謝意を述べつつ,コモロとしても日本の取り組みに協力していく考えである旨述べるとともに,漁業や農業に関する人材育成協力の拡大について関心が表明されました。

    2 さらに中谷大臣政務官から,「日本はブルーエコノミーの取り組みを具体化すべく,コモロに対して漁業,水産業,海洋安全保障や食料援助の分野に関する協力を行っており,今後もコモロの発展を支援していく」と述べました。これに対しタキディヌ閣外大臣から,日本の協力に対する謝意を述べました。