1. 1 本25日,外務省は,東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の現状に係る9月16日付英文広報資料和文概要(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)を更新しました。

    2 本資料は,東京電力福島第一原子力発電所において,汚染水を多核種除去設備(ALPS)等を使って,トリチウム以外のほとんどの放射性物質を除去したALPS処理水として貯蔵している現状やこれまで我が国がIAEAと緊密に連携してきていることなどについて,国際社会に対して透明性をもって丁寧に説明していく観点から9月に作成したものを更新したものです。

    3 混同されやすい汚染水とALPS処理水の違いについて,わかりやすく説明することを目的としており,特に,今回の更新では,ALPS等により放射性物質が100万分の1程度にまで減少すること,また,残ったトリチウムは規制基準を満たすよう希釈されることなど,より具体的な説明を追加しました。

    4 我が国としては,引き続き,国際社会に対して,科学的根拠に基づいた正確な情報を提供していきます。

    [参考]ALPS処理水
     ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))を含む複数の浄化設備で可能な浄化処理をした水。