令和元年11月5日(火)から11月13日(水)までの間に実施した標記派遣において、7柱の御遺骨が御帰還しますので、お知らせいたします。
また、これらの御遺骨以外に、日本人の遺骨である蓋然性を現地で確認することができなかった御遺骨が推定11柱分ありました。これらの御遺骨については、検体のみを日本へ送還する方向で調整を行っておりましたが、現地においてサハリン州側から、日本人の御遺骨である蓋然性が確認できていない時点では検体のみであっても日本へ送還することについて法的な課題を整理する必要があるとの指摘を受けたため、今回は、持ち帰りを行わずサハリン州内の博物館において丁重に保管していただくことといたしました。
なお、保管頂く御遺骨の今後の取扱いについては、外務省を通じてロシア側と協議することとしております。
(参考)樺太・占守島戦没者遺骨収集派遣日程
11月5日 出発
11月6日 ユジノサハリンスク着
11月7日 サハリン州政府表敬及び現地鑑定人との打合せ
11月8日~10日 スミルヌィフにおいてロシア側からの遺骨の引き渡し
・遺骨鑑定
11月11日 焼骨・追悼式
11月12日 サハリン州政府への報告等
11月13日 ユジノサハリンスク発帰国