2019年10月21日

JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1回紹介しています。

1.今回のJIS規格制定・改正内容

今回は、8件の制定及び10件の改正を行いました(資料1)。中でも、以下のJISの制定は特に重要です。

①市場・世論・社会調査及びデータ分析サービスに関するJIS制定

市場・世論・社会調査及びデータ分析について、JISを制定しました。制定されたJIS規格では、提供するサービスに関する宣言書の作成や、調査の秘密保持等、調査実施期間の品質管理プロセスに関する事項が定められています。これにより、アカウンタビリティの高い適切なサービスが広がることが期待されます。

規格の構成

2.JIS(日本産業規格)とは

JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けることができるために用いられています。
経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

JISについて、詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。
日本産業標準調査会(JISC)HP外部リンク
標準化・認証

JISの閲覧は、下記のサイトより検索ください。
日本産業標準調査会(JISC)HP JIS検索外部リンク

3.過去のニュースリリース

主要なJISの制定・改正の紹介

4. 工業標準化法の一部改正

平成30年第196会通常国会において、「不正競争防止法等の一部を改正する法律」(法律第33号)が可決成立し、工業標準化法が一部改正され、標準化の対象にデータ、サービスが追加され、法律名を“産業標準化法”に改め、“日本工業規格(JIS)”が“日本産業規格(JIS)”に変わりました(令和元年7月1日施行)。
詳しくお知りになりたい場合は、下記のサイトをご覧ください。
JIS法改正

5.各規格のお問い合わせ先について

公示された各規格の詳細について、お問い合わせになる場合は、資料1に記載された担当課(1-①は国際標準課)に直接お問い合わせください。

関連資料

関連リンク

担当

  • 本発表資料のお問い合わせ先
    産業技術環境局 基準認証広報室長 齋藤
    担当者:菅、関野、髙野
    電話:03-3501-1511(内線3421~2)
    03-3501-9245(直通)
    03-3501-7851(FAX)
    E-MAIL:MLLWA@meti.go.jp
  • 各規格のお問い合わせ先
    産業技術環境局 国際標準課長 黒田
    担当者:木田、青山(資料2)
    電話:03-3501-9283(直通)
    03-3501-8625(FAX)