1. 1 本13日,安倍晋三内閣総理大臣は,サミュエラ・アキリシ・ポヒヴァ・トンガ王国首相兼外相(Hon. Samuela ‘Akilisi Pohiva, Prime Minister and Minister for Foreign Affairs of the Kingdom of Tonga)が9月12日に逝去されたことを受け,セミシ・キオア・ラフ・シカ首相兼外相代行(Hon. Semisi Kioa Lafu Sika, Acting Prime Minister and Acting Minister for Foreign Affairs)宛てに,以下のとおり弔意メッセージを発出しました。

    「トンガ王国首相代行
    セミシ・キオア・ラフ・シカ閣下

     サミュエラ・アキリシ・ポヒヴァ・トンガ王国首相が逝去されたとの突然の報に接し,深い悲しみの念に堪えません。ここに日本国政府および日本国民を代表して,ポヒヴァ首相の御遺族並びにトンガ王国政府及びトンガ国民に対し,謹んで哀悼の意を表します。
     ポヒヴァ首相が,第7回太平洋・島サミットに出席され,有意義な二国間会談を行ったことをよく覚えています。トンガと日本の友好・協力関係の発展に多大な貢献をされた,在りし日のお姿を偲びつつ,ここにポヒヴァ首相の御冥福を心からお祈り申し上げます。

    日本国内閣総理大臣
    安倍晋三」

    2 また,同日,茂木敏充外務大臣からも同首相兼外相代行宛てに,以下のとおり弔意メッセージを発出しました。

    「トンガ王国外相代行
    セミシ・キオア・ラフ・シカ閣下

     サミュエラ・アキリシ・ポヒヴァ・トンガ王国首相兼外相の御逝去の報に接し,御遺族並びにトンガ王国政府及び国民に対し,我が国として謹んで哀悼の意を表します。
     ポヒヴァ首相は,トンガ史上初めて選挙を通じて一般市民から首相に選出され,トンガ王国の民主化に尽力されました。二千十五年五月には,第七回太平洋・島サミットに出席するため訪日され,日本・トンガ関係の一層の進展のみならず,我が国が重視する「自由で開かれたインド太平洋」の推進にも多大な貢献をされました。
     ポヒヴァ首相兼外相の御冥福を心よりお祈りするとともに,トンガ政府と国民がこの悲しみを乗り越え,トンガ王国の一層の発展に引き続き邁進されることを願っており,日本としてもそれを後押ししていく考えです。

    日本国外務大臣
    茂木敏充」