2019年8月13日

8月9日(金曜日)に、宮城県内でガス漏えい火災事故(人的被害なし)が発生しました。

1. 事故の概要

8月9日(金曜日)に、宮城県内でガス漏えい火災事故(人的被害なし)が発生しました。これを受け、高圧ガス保安法に基づき、同日、宮城県から関東東北産業保安監督部東北支部に事故の報告がありました。詳しい状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせします。

【掲載箇所】
ガス事故の発生状況

事故発生日時:2019年8月9日(金曜日) 午後2時40分頃
事故発生場所:宮城県
人的被害:なし
物的被害:網戸、ゴム管等の一部焼損
事故概要:夏祭り準備中の地域集会所において、網戸、ゴム管等の一部を焼損するガス漏えい火災事故が発生しました。
原因は、焼き鳥器に接続するホースの接続部から何らかの要因でガスが漏えいし、焼き鳥器の火に引火したものと推定されますが、現在詳細を宮城県が調査中です。

供給事業者:液化石油ガス販売事業(質量販売*):調査中

  • 販売先に設置したガスメーターにより計量した使用量(体積量)に応じて課金する販売形態ではなく、容器に充てんした液化石油ガスの重量に応じた金額で売り切る販売形態。

ガス種:液化石油ガス(LPガス)
機器分類:ゴム管

参考情報

製造者:調査中
型式:調査中
製造年:調査中

2.注意喚起について

  • 質量販売で液化石油ガスを購入し使用する場合には、液化石油ガス販売事業者から取扱いの説明を十分に受け、それに従って使用するようにしてください。
  • 屋台等の移動設備で液化石油ガスを使用する場合は、日常的にボンベ、調整器、ゴム管等の消費設備の点検を行い、容易に着脱しないよう確実に取り付けてください。また、水平で、かつ、上から物が落ちるおそれのない場所に置くなど、ボンベの転倒防止措置を確実に行ってください。
  • ガスの臭いを感じたら、直ちに緊急連絡先(液化石油ガス販売事業者又は保安機関)へ連絡してください。
    • 使用中の火気は全部消してください。
    • 火気は絶対に使用しないでください。
    • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
    • 窓や戸を大きく開けてください。
    • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
    • 液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。
  • LPガス容器が不要となった際は、液化石油ガス販売事業者に処分を依頼して下さい。
  • ガスの消費設備を使用した際、異常を感じた場合は使用を中止し、速やかに製造メーカー又は液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。
  • 当省HPにガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。

掲載箇所はこちら

担当

産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、西谷
電話:03-3501-1511(内線 4931~7)
03-3501-1672(直通)
03-3501-1856(FAX)