1. 1 5月7日(現地時間),ニューヨークの国連本部における経済社会理事会調整管理会合で,国連麻薬委員会委員国選挙が行われ,我が国はアジア太平洋グループにおいて,有効投票数54票のうち46票を獲得し,委員国に再選されました。

    2 我が国は,1961年以来,2010年及び2011年を除いて,これまで継続して麻薬委員会で委員国を務めてきました。今回の再選により,2020年から2023年までの間,新たな任期を務めることとなります。

    [参考1]
     麻薬委員会は経済社会理事会(経社理)別ウィンドウで開くの機能委員会の一つとして,国連の薬物政策に関して経社理や国連総会に勧告することを主な任務とする。1946年設立。53の委員国(任期4年)で構成される。2年に一度,20か国/33か国の改選選挙が行われる

    [参考2]地域グループごとの結果

    (1) アジア太平洋グループ(8議席)
    カザフスタン(48票),パキスタン(48票),日本(46票),バーレーン(44票),トルクメニスタン(44票),ネパール(44票),タイ(43票),中国(43票),イラン(33票=落選)
    (2) アフリカ・グループ(7議席:立候補者数が枠数に満たず)
    アンゴラ,ケニア,リビア,モロッコ,南アフリカ(残り2議席は補充選挙実施込み)
    (3) ラ米カリブ・グループ(6議席)
    メキシコ(49票),エルサルバドル(48票),ジャマイカ(47票),ウルグアイ(46票),ペルー(44票),エクアドル(43票),グアテマラ(29票=落選)
    (4) 西欧その他グループ(9議席:グループ内合意が成立。選挙なし)
    オーストリア,ドイツ,イタリア,オランダ,スペイン,スウェーデン,トルコ,英国,米国
    (5) 東欧グループ(3議席:グループ内合意が成立。選挙なし)
    ハンガリー,ポーランド,ウクライナ