1.  本12日午後3時35分から約15分間,河野太郎外務大臣は,訪日中のファティ・ビロル国際エネルギー機関(IEA)事務局長(Dr. Fatih Birol, IEA Executive Director)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 河野大臣から,日本は,IEAが世界のエネルギー安全保障の強化において今後も中核的な役割を果たすことを期待しており,IEAの主要課題に関する議論の前進に貢献していくとともに,IEAの諸活動を引き続き積極的に支援していく旨述べました。

    2 これに対し,ビロル事務局長から,日本のIEAに対する貢献への謝意を述べるとともに,本年,日本が議長国を務めるG20における協力を含め,今後の日本とIEAとの更なる協力関係の強化に対する期待を述べました。

    3 両者は,アソシエーションにおける協力等についても意見交換を行いました。

    [参考]アソシエーション
     世界のエネルギー消費量におけるOECD非加盟国の割合の増加といったエネルギー情勢の変化を受け,IEA非メンバー国との協力関係を制度的枠組の構築を通じて強化することを目指すイニシアティブ。2019年4月現在,中国,インドネシア,タイ,シンガポール,モロッコ,インド,ブラジル,南アフリカの8か国がアソシエーションに参加済み。