平成31年1月4日
農林水産省
農林水産省
岐阜県は、美濃加茂市の岐阜県畜産研究所で発生した豚コレラに関し、本日24時(1月5日(土曜日)午前0時)をもって、発生施設の半径3km以内で設定している移動制限区域を解除します。
なお、本件は岐阜県においてもプレスリリースを行っております。
1.経緯及び今後の予定
- (1)12月5日、岐阜県は、岐阜県美濃加茂市の岐阜県畜産研究所において豚コレラが発生したことを受け、家畜伝染病予防法に基づき、移動制限区域(発生施設の半径3km以内の区域。対象農場0戸)及び搬出制限区域(発生施設の半径3kmから10kmまでの区域。対象農場5戸)を設定しました。
- (2)12月7日までに、当該施設で飼養されている豚の殺処分及びその死体の埋却、汚染物品の処理及び畜舎の消毒等を完了し、当該施設における防疫措置を完了しました。
- (3)岐阜県は、特定家畜伝染病防疫指針に基づき、発生施設の防疫措置が完了した12月7日から28日が経過することから、本日24時(1月5日(土曜日)午前0時)をもって、発生施設の半径3km以内で設定している移動制限区域を解除します。
(同施設で設定されていた搬出制限区域については、平成30年12月24日24時(12月25日午前0時)に解除されています。また、岐阜県で豚コレラの発生が確認された関市の養豚農場(6例目)においては引き続き、搬出制限区域及び移動制限区域が設定され、関市のいのしし飼育施設(4例目)、可児市の岐阜県農業大学校(5例目)においては引き続き、移動制限区域が設定されています。)
2.その他
- (1)豚コレラは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。食品安全委員会の見解によれば、仮に豚コレラにかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。
(参考)食品安全委員会ホームページ
http://www.fsc.go.jp/sonota/csf/(外部リンク) - (2)現場での取材は、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
3.参考
平成30年12月5日付けプレスリリース「岐阜県における豚コレラの患畜の確認(豚3例目)及び「農林水産省豚コレラ防疫対策本部」の開催について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/181205.html
平成30年12月21日付けプレスリリース「岐阜県で発生した豚コレラ(豚3例目)に係る搬出制限区域の解除について」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/181221.html
お問合せ先
消費・安全局動物衛生課
担当者:伴、金子
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292
FAX番号:03-3502-3385