金田法務大臣は,8月31日(水),サッカーJ1クラブチームの大宮アルディージャの塚本泰史アンバサダー,小笠原清孝本部長,池田正人ホームタウングループリーダーの訪問を受け,サッカースタジアムでの人権啓発活動に使用する「メッセージフラッグ」にメッセージを寄稿するとともに,人権啓発活動の連携協力を推進する意を伝えました。

更なる連携に向けて塚本アンバサダーと握手

 本年度の「メッセージフラッグ」のテーマは,スマートフォンの普及等に伴い深刻化しつつある「インターネット上の人権問題」に関する人権啓発活動を実施するため,「あなたのつぶやき世界中から見られてる-ストップ!ネットによる人権侵害-」です。
 大宮アルディージャの皆さんからメッセージ要請を受けた金田大臣は,当省の人権啓発活動に対する同クラブの協力への謝意を表しました。そして,インターネットが我々の生活に欠かせない存在となっている反面,匿名性等の特性のため悪質な書込み等の人権上の問題も生じているとの懸念を示しつつ,他の人権課題と同様に相手を尊重する心を持つことが問題の解決につながるとの想いを込めて,メッセージを書き込みました。

メッセージを寄せる金田大臣とそれを見つめる人KENまもる君


メッセージの書込み完了!


金田大臣のメッセージ

 金田大臣のメッセージが記載された「メッセージフラッグ」は,9月17日(土),熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で午後6時にキックオフ予定の大宮アルディージャ対川崎フロンターレ戦での人権啓発活動に登場します。当日は,大宮アルディージャの選手・監督のサイン色紙のプレゼント等も予定されています。是非ご来場ください。
 詳しくは,埼玉県人権啓発ネットワーク協議会HP又は大宮アルディージャHPをご確認ください。

「メッセージフラッグ」について

 「メッセージフラッグ」は,法務省がJリーグと連携した人権啓発活動の一環として,さいたま地方法務局及び埼玉県人権擁護委員連合会が,さいたま市をホームタウンとする大宮アルディージャと連携して毎年実施しているものです。いじめや外国人の方々との共生といった人権上の問題につき,同クラブチーム所属のサッカー選手や法務省関係者,そしてサッカースタジアムに詰めかけた観衆の皆さんのメッセージを書き込んだ「メッセージフラッグ」を作成し,サッカースタジアム等での人権啓発活動に活用してきました。

平成26年度メッセージフラッグ


スタジアム啓発活動

 平成27年度は,上川陽子法務大臣(当時)が,「地域で見守り地域で育む子どもの人権」をテーマとしてさいたま市で開催した「車座ふるさとトーク」に大宮アルディージャから協力いただいたことをきっかけとして,大臣メッセージ入りの「メッセージフラッグ」を作成しています。

平成27年度メッセージフラッグ


大臣メッセージ部分