環境省・新着情報
2024年09月27日
令和6年度前期「自然共生サイト」認定結果について
1. 環境省では、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定する仕組みを令和5年度から開始しています。
2. この度、3回目の環境大臣認定を69か所について行うことを決定いたしましたのでお知らせします。
3. 令和6年10月21日(月)付けで認定証を発行することとし、同日以降、地方環境事務所等のブロックごとに認定証を授与する予定です。
4. なお、個別地区の概要は環境省サイトより御覧ください(令和6年10月21日(月)頃に順次公表予定です)。
■ 背景
2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。この世界目標を踏まえ、我が国では世界に先駆けて2023年3月に「生物多様性国家戦略」を改定し、2030年ミッションとして、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」の実現を掲げています。この実現に向けて、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30目標)を位置付けています。
■ 自然共生サイトとは
ネイチャーポジティブの実現に向けた取組の一つとして、環境省では、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始しました。
■ 令和6年度前期「自然共生サイト」認定結果について
今年4月から申請受付を行い、有識者審査を経た結果、この度、3回目の環境大臣認定を69か所(32都道府県)について行うことを決定しました。今回認定が決定した69か所の合計面積は約5千haです。
なお、認定した「自然共生サイト」については、今後、保護地域との重複を除いた区域を、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録することを予定しています。
なお、認定した「自然共生サイト」については、今後、保護地域との重複を除いた区域を、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録することを予定しています。
連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8343
- 課長
- 番匠 克二
- 課長補佐
- 小林 誠
- 専門官
- 蒲地 紀幸
- 担当
- 数野 渚