総務省・新着情報
報道資料
令和6年9月27日
令和5年度都道府県普通会計決算の概要(速報)
○都道府県の財政状況を迅速に示すため、令和6年8月末現在の集計状況を速報として取りまとめたものです。数値は概数であり、今後変動する場合があります。
○東日本大震災に係る復旧・復興事業及び全国防災事業に係る決算額を「東日本大震災分」と、全体の決算額から東日本大震災分を差し引いた値を「通常収支分」と表記しています。
(注)カッコ内数値は、前年度との増減値を示すものです。なお、数値については、表示単位未満四捨五入の関係で、合計が一致しない場合があります。
1 歳入 58.5兆円(▲5.2兆円)
うち通常収支分 58.2兆円(▲5.1兆円)、東日本大震災分 0.3兆円(▲0.1兆円)
【増要因】
・個人道府県民税の増等による地方税の増加(2,404億円増)
【減要因】
・新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の減等による国庫支出金の減少(4兆8,070億円減)
・基金からの繰入金の減等による繰入金の減少(6,166億円減)
・臨時財政対策債の減等による地方債の減少(2,454億円減)
2 歳出 56.6兆円(▲5.1兆円)
うち通常収支分 56.3兆円(▲5.0兆円)、東日本大震災分 0.3兆円(▲0.1兆円)
【減要因】
・病床確保支援事業等の新型コロナウイルス感染症対策に係る事業費の減等による補助費等の減少(2兆7,414億円減)
・宿泊療養施設や自宅療養者への支援に係る事業等の新型コロナウイルス感染症対策に係る事業費の減等による物件費の減少(1兆956億円減)
・地方公務員の定年引上げに伴う退職手当の減等による人件費の減少(4,549億円減)
3 決算収支
(1)実質収支 8,535億円の黒字(1,478億円減)
実質単年度収支 987億円の赤字(1,814億円減)
(2)全団体において実質収支が黒字
4 財政構造の弾力性
(1)経常収支比率 92.5%(0.1ポイント低下)
(2)実質公債費比率 10.1%(前年度同率)
5 地方債現在高
(1)地方債現在高 84兆6,903億円(1兆3,933億円減)
(2)地方債現在高(臨時財政対策債除き) 53兆9,981億円(795億円増)
詳細は別紙のとおりです。
連絡先
自治財政局財務調査課
溝尾課長補佐、西川係長
(直通)03-5253-5649
(E-mail)k3-toukei_atmark_soumu.go.jp
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