財務省・新着情報
令和6年9月6日
財務省
令和6年8月末における我が国の外貨準備高は、1,235,749百万ドルとなり、令和6年7月末と比べ、16,672百万ドル増加した。
外貨準備等の状況は以下の通りである。
(百万ドル単位)
Ⅰ.外貨準備及びその他外貨資産
A.外貨準備 | 1,235,749 | ||||
---|---|---|---|---|---|
1.外貨 | 1,082,641 | ||||
(a) 証券 | 923,634 | ||||
うち:本邦発行体分 | – | ||||
(b) 預金 | 159,007 | ||||
ⅰ.外国中央銀行及びBISへの預金 | 158,584 | ||||
ⅱ.本邦金融機関への預金 | 398 | ||||
うち:海外拠点分 | – | ||||
ⅲ.外国金融機関への預金 | 25 | ||||
うち:本邦内拠点分 | 25 | ||||
2.IMFリザーブポジション | 10,714 | ||||
3.SDR | 59,146 | ||||
4.金 | 68,361 | ||||
(重量[百万トロイオンス]) | (27.20) | ||||
5.その他外貨準備 | 14,887 | ||||
(a) 金融派生商品 | – | ||||
(b) 非銀行非居住者に対する貸付 | – | ||||
(c) その他 | 14,887 | ||||
B.その他外貨資産 | 39,999 |
(参考)B.その他外貨資産のうち、国際協力銀行に対する貸付(額面)は39,505百万ドルである。
Ⅱ.短期の外貨建債務等
合計 | 満期別(残存期間) | ||||
---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 以内 |
1ヶ月超 3ヶ月以内 |
3ヶ月超 1年以内 |
|||
1.外貨建貸付/借入及び外貨建債券 |
– | – | – | – | |
2.対円での外貨の為替先渡及び為替先物のポジションの合計 |
19,999 | 4,999 | 10,000 | 5,000 | |
(a) ショートポジション |
-1 | -1 | – | – | |
(b) ロングポジション |
20,000 | 5,000 | 10,000 | 5,000 | |
3.その他 |
– | – | – | – |
Ⅲ.短期の外貨建偶発債務等
合計 | 満期別(残存期間) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 以内 |
1ヶ月超 3ヶ月以内 |
3ヶ月超 1年以内 |
||||
1.外貨建偶発債務 |
-9,100 | -900 | -1,000 | -7,200 | ||
(a) 1年以内に満期の到来する債務に対する保証 |
-9,100 | -900 | -1,000 | -7,200 | ||
(b) その他の外貨建偶発債務 |
– | – | – | – | ||
2.償還オプション付外貨建債券 |
– | – | – | – | ||
3.無条件の信用枠(未使用分) |
– | – | – | – | ||
(a) 外国中央銀行、BIS、IMF及びその他国際金融機関からの信用枠 |
– | – | – | – | ||
(b) 本邦金融機関からの信用枠 |
– | – | – | – | ||
(c) 外国金融機関からの信用枠 |
– | – | – | – | ||
4.無条件の信用枠(未使用分) |
– | – | – | – | ||
(a) 外国中央銀行、BIS、IMF及びその他国際金融機関に対する信用枠 |
– | – | – | – | ||
(b) 本邦金融機関に対する信用枠 |
– | – | – | – | ||
(c) 外国金融機関に対する信用枠 |
– | – | – | – | ||
5.対円での外貨のオプションのポジションの合計 |
– | – | – | – | ||
(a) ショートポジション |
– | – | – | – | ||
(ⅰ) プットの買い |
– | – | – | – | ||
(ⅱ) コールの売り |
– | – | – | – | ||
(b) ロングポジション |
– | – | – | – | ||
(ⅰ) コールの買い |
– | – | – | – | ||
(ⅱ) プットの売り |
– | – | – | – |
Ⅳ.メモ項目
(a) 為替相場に価値がリンクした短期円建債務 |
– | |
---|---|---|
(b) 外貨資産のうち円など他の取引手段で決済されるもの |
– | |
(c) 担保に入れられている資産 |
– | |
(d) 貸出及びレポに出されている債券 |
4,454 | |
貸出またはレポに出されており、「Ⅰ.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれるもの | -166,126 | |
貸出またはレポに出されており、「Ⅰ.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれないもの | – | |
借入または担保として取得しており、「Ⅰ.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれるもの | – | |
借入または担保として取得しており、「Ⅰ.外貨準備及びその他外貨資産」に含まれないもの | 170,580 | |
(e) デリバティブ資産(ネット、時価評価) |
-790 | |
フォワード | – | |
フューチャー | – | |
スワップ | -790 | |
オプション | – | |
その他 | – | |
(f) 残存期間が1年超のデリバティブ(為替先渡、先物又はオプション契約) |
– |
(注1)
- 本統計が対象としているのは、通貨当局及びその他の中央政府(社会保障部門を除く)である。
- 非ドル建資産/負債のドルへの換算には、基準日の市場為替レートを使用している。
- 証券、金は時価評価している。
- I.A.5.(c)にはABF2を含む(参照http://asianbondsonline.adb.org)
- IMFが管理する信託勘定が発行する証券の分類を令和3年11月末現在より、I.A.2からI.A.5(c)に変更した。
(注2)外貨準備高の翌四半期分までの公表予定は、財務省のホームページ(http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/official_reserve_assets/index.htm)及びIMFのホームページ(Dissemination Standards Bulletin Board; http://dsbb.imf.org)に掲載されている。
(注3)「Ⅲ.短期の外貨建偶発債務等」については、外貨準備の公表にかかるガイドライン(International Reserves and Foreign Currency Liquidity: Guidelines for a Data Template (IMF作成))に従い、負債はマイナス表記としている。