財務省・新着情報

財務省は、本日、「令和5年度財政融資資金運用報告書」を財政制度等審議会財政投融資分科会に提出しました。

加えて、「官民ファンドのフォローアップについて」、「大学ファンドの状況報告」、「令和6年度政策コスト分析」を同分科会に報告しました。

 

  • ○ 官民ファンドのフォローアップについて(詳細は資料1)

    • ・ 官民ファンドのうち、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)について、投資計画等の進捗状況として、現状報告や今後の見通し、有識者委員会の 設置について国土交通省及びJOINより報告がありました。

  • ○  大学ファンドの状況報告(詳細は資料3)

    • ・ 大学ファンドの令和5年度における運用状況等や国際卓越大学の第1期 公募の現状、今後の助成にかかる予定スケジュールについて、文部科学省及び科学技術振興機構より報告がありました。

  • ○  令和5年度財政融資資金運用報告書(詳細は資料4-1、4-2)

    • ・ 令和5年度の財政投融資計画の運用状況は、当初計画16.3兆円に、改定額1.9兆円、前年度からの繰越額2.5兆円を加えた改定後現額20.7兆円(うち財政融資資金17.0兆円)に対し、年度内運用額は10.8兆円(うち財政融資資金8.0兆円)、翌年度への繰越額は2.6兆円(うち財政融資資金2.6兆円)、運用残額は7.3兆円(うち財政融資資金6.4兆円)となっています。

    • ・ 令和5年度の財政投融資特別会計財政融資資金勘定の損益は、324億円の損失となりました。この損失は翌年度に繰り越して整理されます。

    • (参考)財政融資資金運用報告書は、財政融資資金法第12条の規定に基づき、年度経過後四月以内(7月31日まで)に財政制度等審議会に提出することとされています。

    • ○ 令和6年度政策コスト分析(詳細は資料4-3、4-4)

      • ・ 令和6年度財政投融資計画を踏まえた政策コスト分析の結果を取りまとめ ました。なお、政策コスト分析は、財政投融資のディスクロージャーの観点から、財投機関の事業について、将来、資金の回収が終わるまでの間に、補助金や出資金の機会費用等による「政策コスト」がどの程度生じるのかを、一定の前提をもとに試算をするものです。

      <財政制度等審議会財政投融資分科会に提出等を行った資料>

      資料1   官民ファンドのフォローアップ

          財政投融資の在り方に関する議論の整理

      3   大学ファンドの状況報告

      4-1 令和5年度財政融資資金運用報告書のポイント

      4-2 令和5年度財政融資資金運用報告書

      4-3 政策コスト分析(令和6年度)の概要

      4-4 財政投融資対象事業に関する政策コスト分析(令和6年度)

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