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2024年5月23日

【2024年5月30日発表資料差し替え】1.のJ-Startup社数に誤りがありましたので、訂正しました。
岩田経済産業副大臣は、5月21日(火曜日)から5月22日(水曜日)の日程で、フランス共和国(パリ)に出張し、世界最大級のスタートアップ、オープン・イノベーションイベントで、日本が特別招待国(Country of the Year)として参加するViva Technology(VivaTech)2024に出席しました。また、同イベントに参加しているフランスやルクセンブルクの政府関係者等とスタートアップ、イノベーション分野での二国間協力について議論しました。

1.VivaTech2024オープニングセッションでの基調講演及びジャパン・パビリオン除幕式への参加

今年、日本はVivaTechにCountry of the yearとして参加し、オープン・イノベーションに積極的な大企業や、スタートアップ(J-Startup※ 11社を含む)合わせて60社からなるジャパン・パビリオンを出展しました。

岩田経済産業副大臣は、オープニングセッションで、岸田総理大臣からのビデオメッセージとともに、基調講演を行いました。その際、日本のスタートアップ育成・支援のための取組紹介や、クリーンテック、デジタル・AI、モビリティ等、社会課題の解決に資する独自の技術やアイディアを持った日本のスタートアップ・エコシステムを世界に発信することで、スタートアップの海外展開、海外から日本のスタートアップへの投資を促しました。

また、ル=メール経済・財務・産業・デジタル主権大臣もジャパン・パビリオンにお越しになり、社会課題の解決に資する独自の技術やアイディアを持った日本のスタートアップ・エコシステムを紹介しました。

※J-Startupとは、実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の関連機関が集中支援を行うプログラムです。

2.各国閣僚や企業関係者との意見交換

(1)ペクレス イル・ド・フランス地域圏知事

岩田経済産業副大臣は、パリを中心とした地域行政圏であるイル・ド・フランス地域のペクレス知事と会談し、首都圏を中心とする地域間のスタートアップ連携や、今後の協力等について議論しました。

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(2)フェラーリ経済・財務・産業・デジタル主権大臣付デジタル担当国務長官

岩田経済産業副大臣は、フェラーリ・デジタル担当国務長官と会談し、日本のAI政策の紹介とともに、2025年の大阪・関西万博に向け、起業家の人的交流等、日仏間のスタートアップ及びイノベーション分野での協力を強化することを確認しました。会談後、「日仏スタートアップ及びイノベーション協力に関する共同声明」に署名しました。

(3)ギヨーム ルクセンブルク大公国皇太子及びオーベルタン デジタル大臣

岩田経済産業副大臣は、VivaTechに参加しているギヨーム ルクセンブルク皇太子及びオーベルタン デジタル大臣と会談を行い、スタートアップやイノベーション分野での協力強化について議論しました。また、会談後、ギヨーム皇太子、オーベルタン大臣をジャパン・パビリオンに案内し、社会課題の解決に資する独自の技術やアイディアを持った日本のスタートアップ・エコシステムを紹介しました。

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3.ステーションF視察

岩田経済産業副大臣は、世界最大級のインキュベーション施設、ステーションFを視察し、フランスのスタートアップ支援事業について説明を受けるとともに、ステーションFに入居するスタートアップと意見交換を実施しました。

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関連資料

担当

通商政策局 欧州課長 藤田
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