吉田経済産業大臣政務官がアラブ首長国連邦に出張しました

1．ワールドフューチャーエナジーサミット（WFES）・グリーン水素サミットへの出席（16日）

再生可能エネルギー・環境技術をテーマとしたWFESの開会式に出席しました。また、日本企業の水素・アンモニア、カーボンリサイクル／CCUS等のクリーンエネルギー技術、水処理技術などクリーン社会実現の鍵となる技術を展示する「日本パビリオン」や日本企業の展示ブースを視察し、関係者との間で、日本が有する先端的なクリーンエネルギー技術等について意見交換しました。
加えて、カーボンニュートラル実現に向けて水素が果たす役割とその展望を議論する「グリーン水素サミット」に出席し、ハイレベルパネルにおいて我が国の水素政策の方向性や水素経済の実現にあたっての国際協力の重要性について発信しました。

  
WFES開会式                                                              グリーン水素サミット
 
WFESでの日本パビリオン視察

2．国際再生可能エネルギー機関（IRENA）総会への出席（17日）

国際機関IRENAの最高意思決定機関である総会に出席し、各国の事情に応じた多様な道筋の下で、世界全体でネットゼロを目指すことの重要性や、更なる再生可能エネルギーの導入拡大に向けたイノベーションの重要性について発信すると共に、再生可能エネルギー分野におけるIRENAやメンバー各国との協力を確認しました。

3．日UAEビジネスカウンシルへの出席（18日）

両国間のビジネス環境や協力等について議論する民間主体の協議体である日UAEビジネスカウンシル第1回会合に出席しました。吉田政務官からは、両国政府ハイレベルが活発に往来する中、UAEとのビジネスに関心を持つ日本企業の裾野が拡大していることや先端技術・脱炭素分野での協力が進展していること等に触れつつ、開催への祝辞を述べました。

4．要人との会談

（1）ジャーベルUAE産業・先端技術大臣兼日本担当特使兼アブダビ国営石油会社（ADNOC）CEOとの会談（17日）

吉田政務官とジャーベル大臣は、日UAE両国が双方にとって重要なパートナーであることを確認するとともに、クリーンエネルギーや先端技術分野などの分野で二国間協力を引き続き進めていくことを確認しました。また、吉田政務官より、日本への原油の安定供給に対する謝意を伝達するとともに、昨今の原油価格の上昇を踏まえ、国際原油市場の安定化に向けた働きかけを行いました。

（2）ラ・カメラIRENA事務局長との会談（18日）

吉田政務官とラ・カメラ事務局長は、エネルギー移行の在り方や、世界の再生可能エネルギー導入拡大に向けたIRENAとの協力を確認しました。吉田政務官より、多様な道筋の下、世界全体でネットゼロを目指すことの重要性を共有するとともに、再生可能エネルギーの更なる導入拡大に向けたイノベーションの重要性や、各国の事情に応じた再生可能エネルギーの導入策の分析・発信等に関するIRENAへの期待を伝達しました。

 
　　　　　ジャーベルUAE大臣との会談 　　　　　　　　ラ・カメラIRENA事務局長との会談

担当

• エネルギー関係について

  資源エネルギー庁 資源・燃料部 国際資源戦略室長 矢口
  担当者：杉浦、中村
  電話：03-3501-1511（内線 4641）
  メール：bzl-kouhou-shigenkaihatsu★meti.go.jp
  ※［★］を［@］に置き換えてください。

• IRENAについて

  資源エネルギー庁 長官官房 国際課 企画官 梅田
  担当者：田渕
  電話：03-3501-1511（内線 4491～4494）
  メール：bzl-s-enecho-kokusai★meti.go.jp 
  ※［★］を［@］に置き換えてください。

• 日UAEビジネスカウンシルについて

  通商政策局 中東アフリカ課長 三宅
  担当者：湯口、茅原
  電話：03-3501-1511（内線 3008～3010）
  メール：bzl-s-tsusei-chutoafrica★meti.go.jp
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