外務省・新着情報

令和6年4月18日
プレナリーセッション「北極圏における科学技術及びイノベーションの未来」(4月12日)に登壇する竹若大使(写真中央)
2026年に就航予定の北極域研究船「みらいII」について壇上で発表する竹若大使(4月12日)
  1. 竹若敬三北極担当大使は、4月10-12日に米国アラスカ州アンカレジで開催された北極シンポジウム(Arctic Encounter 2024 Symposium)に出席しました。
  2. 竹若大使は、プレナリーセッション「北極圏における科学技術及びイノベーションの未来」に登壇し、我が国の北極政策に基づく貢献事例として、2021年の第3回北極科学大臣会合(ASM3)の開催や、北極評議会(AC)の各作業部会における日本の研究者による取組などに言及しました。
  3. また、竹若大使は、現在建造中で2026年度に就航予定の北極域研究船について発表するセレモニーに登壇し、船名が「みらいII(ツー)」に決定されたことや、同船を運用することになる国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)による北極域での調査・観測活動について紹介しました。
  4. 本シンポジウムには、アラスカ州選出のマコウスキー上院議員を始めとする米国議会、米国政府、ビジネス、先住民団体関係者、北極評議会高級北極実務者(SAO)等を中心に約30か国から約1,100名が対面で参加し(主催事務局発表)、ACの意義や先住民が担う役割の重要性などについて議論しました。

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