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土屋復興大臣記者会見録[令和6年3月29日]

令和6年3月29日(金)09:12~09:16 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)昨日、予算が成立しまして、いよいよこれから執行する段階に移っていくと思うのですが、特に復興関連では、従来から話題になっています除去土壌の再生利用の問題がこれから本格化するのではないかと思うのですが、そういった予算の執行をどう進めていくかということと、併せて、基本方針にもあるように理解の醸成というのが今後の大きなテーマになってくると思うのですが、そういったところでは風評対策をしている復興庁にはノウハウが非常にあって、理解醸成という点からどう取り組んでいくか、改めてお聞かせいただければと思います。

(答)正におっしゃるように、除去土壌の再生利用というのは非常に大きな課題でありまして、科学的知見のもとで、取組の必要性、安全性等に関する丁寧な情報発信を通じて国民の理解、信頼の醸成につなげていくことが重要な課題であります。

 このためにも、除去土壌の再生利用や最終処分等に関わる環境省の取組について、国際原子力機関、IAEAによる科学的かつ客観的な見知からの国際的な評価、助言が重要であると認識しているところでございます。

 環境省からは、IAEA専門家会合の最終報告書について、今年の夏頃を目途にIAEAが取りまとめると聞いておりまして、この最終報告書も踏まえ、2024年度は再生利用に係る基準等の技術的な成果の取りまとめを行うと承知しているところでございます。

 こういうしっかりしたデータ等が出てきますと、私たちも国民に対して安全性をしっかりと広報していくことができると思いますので、それを待たせていただきたいと思います。加えて、除去土壌の再生利用先の創出については、環境省だけにお願いするのではなくて、令和6年3月19日に決定されました見直し後の基本方針に基づいて、政府一体となった体制整備に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。

(以  上)

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