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令和6年1月25日
ラーフィー・リビア国首脳評議会副議長と握手する林官房長官 (写真提供:内閣広報室)
会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 1月25日、午前10時20分から20分間、林官房長官は、外務省賓客として訪日中のアブドッラー・ラーフィー・リビア国首脳評議会副議長(H. E. Mr. Abdullah ALLAFI, Vice President of the Presidential Council of the State of Libya)と会談しました。概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林官房長官から、ラーフィー首脳評議会副議長の訪日を歓迎し、能登半島地震の被害に対するメンフィ首脳評議会議長からのお見舞いのメッセージへの謝意を表明しました。また、在リビア日本国大使館が約10年ぶりに再開した直後の副議長の訪日は時宜を得たものであり、これを機に二国間関係が再活性化することを期待する旨述べました。
  2. また、林官房長官から、リビア情勢について、同国の安定化には、選挙及び統一政府の樹立を経た政治的安定が不可欠との考えを伝達し、ラーフィー首脳評議会副議長から、リビア国内の治安情勢の安定化について説明があるとともに、日本企業の進出等、経済関係再活性化への期待が表明されました。また、同副議長からは、改めて能登半島地震の被害に対するお見舞い及び昨年9月のリビア東部での洪水被害に際する日本の支援への謝意が表明されました。
  3. 双方は、二国間の協力を再活性化させることで一致し、その具体的な方法についても意見交換を行いました。

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