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令和5年7月16日
テーブルから立ち、握手の上で写真撮影に応じる、岸田総理とターハ事務総長の様子 ターハOIC事務総長による表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
テーブルにつき、意見交換を行う、岸田総理とターハ事務総長の様子 ターハOIC事務総長による表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 現地時間7月16日午後4時59分(日本時間22時59分)から約20分間、サウジアラビア王国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ジッダにて、ヒセイン・ブラヒーム・ターハ・イスラム協力機構(OIC)事務総長(H.E. Hissein Brahim Taha, Secretary General, the Organization of Islamic Cooperation)からの表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、イスラム世界の発展と繁栄、世界各地の暴力的過激主義に対する取組など、様々な課題に取り組まれているOICの役割を高く評価している旨述べました、これに対し、ターハ事務総長から、岸田総理大臣のサウジアラビア訪問を歓迎する、日本は国際社会で重要な役割を果たしている友人である旨発言がありました。
  2. 岸田総理大臣から、昨年5月に新村在ジッダ日本国総領事をOICへの初代日本政府代表に任命したことに触れつつ、OICの関係をさらに強化していきたいと述べました。これに対し、ターハ事務総長からは、日本政府による対OIC政府代表の任命に感謝するとともに、日本とOICの関係を象徴するものである、貧困対策、開発、教育、女性の地位、アフガニスタン情勢、暴力的過激主義に対する取組や文明間対話等の分野で協力を強化していきたいとの発言がありました。
  3. 岸田総理大臣から、OICとの協力を通じイスラム諸国との長年の友好関係を一層強固なものにしていきたい旨述べ、双方は引き続き様々な協力を進展させていくことを確認しました。
  4. また、岸田総理から、日本を代表するアラビア語書道家である本田孝一氏の作品を贈呈しました。

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