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渡辺復興大臣記者会見録[令和5年6月6日]

令和5年6月6日(火)10:15~10:20 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 1点目でございますが、本日の閣議により、「特定帰還居住区域」を創設する福島復興再生特別措置法の一部改正について、6月9日に公布・施行することが決定いたしました。

 先日の会見でも申し上げましたとおり、今後、改正法に基づいて、特定復興再生拠点区域外への帰還の御意向を頂いている住民の方々全員の一日も早い帰還を目指し、復興庁として全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 2点目です。先ほど、「再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議」が行われまして、「水素基本戦略」が改定されました。

 今般の改定された「水素基本戦略」においては、「福島新エネ社会構想」に基づく取組や、「福島国際研究教育機構」の取組についても位置づけられており、福島における新たな産業集積と雇用創出に資するものと期待しております。

 なお、本会議には、これまで求めに応じて復興大臣は出席していましたが、本日の会議から正式な構成員として加わることになりました。引き続き、復興庁としても、エネルギー分野をはじめとしました、各府省庁の取組と連携を図りつつ、福島の復興・再生に取り組んでまいります。

 3点目です。明日6月7日、福島県を訪問し、JAEA楢葉遠隔技術開発センターにおいて、ロボットアームの開発状況を視察いたします。また、中間貯蔵施設において、施設整備や除去土壌等の搬入状況を視察いたします。

 

2.質疑応答

(問)直接、復興行政に関係なくて恐縮なのですが、今日は「かりゆし閣議」ということで、かりゆしの着心地などいかがかなと思い、お伺いできればと思います。

(答)大変着心地がよく、涼しいです。本日の「かりゆし閣議」をはじめとした公式の場において着用されることで、沖縄の県産品の普及につながることを期待されていると承知しております。

 私自身は、東日本大震災からの復興においても、被災地産品の普及促進は重要と考えており、これまでも様々な機会を通じて被災地の県産品の魅力発信等を行ってきたところであります。引き続き、各種機会を捉えて、正確な情報の分かりやすい発信に努めてまいりたいと思っております。

(問)再生可能エネルギーの閣僚会議のことでお尋ねします。こういった取組が復興にどうつながっていくかという、その辺りの大臣のお考えを教えていただけばと思います。

(答)まず、今回、「水素基本戦略」をはじめ、再生可能エネルギーの導入拡大及び水素社会の実現に向けた、政府一丸となった積極的な姿勢こそが今求められているというふうに思っております。

 私の立場からは、「福島新エネ社会構想」に基づく再生可能エネルギーや水素等の導入拡大、更には、エネルギー分野から福島復興の後押しを一層強化する役割を担っており、今般会議の構成員として正式に加わったことは大変意義のあることだと、そのように思っております。今後も、エネルギー分野をはじめとした各府省庁の取組と一層の連携を図りつつ、福島の復興・再生に全力で取り組んでまいりたいと思います。

(以  上)

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