外務省・新着情報

令和5年6月6日
正面を向き、握手を交わす、林大臣とヨンソン国防相の様子
テーブルにつき、会談を行う、林大臣とヨンソン国防相の様子

 6月6日、午後5時30分から約20分間、林芳正外務大臣は、ポール・ヨンソン・スウェーデン王国国防相(H.E. Dr. Pål JONSON, Minister for Defence, Kingdom of Sweden)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、ヨンソン国防相の訪日を歓迎するとともに、先月ストックホルムで開催されたインド太平洋閣僚会合に出席したことに触れ、スウェーデンがEU議長国として本会合を開催した取組を高く評価する旨述べた上で、日本は、スウェーデンとの協力を重視し、安全保障を始め多くの分野で協力が進展していることを歓迎する旨述べました。これに対し、ヨンソン国防相から、林大臣のスウェーデン訪問に謝意を述べた上で、スウェーデンは日本との二国間関係を重視しており、特にインド太平洋における協力を進めていきたい旨の発言がありました。
  2. 林大臣から、国際安全保障環境が厳しさを増す中、同志国との連携がこれまで以上に重要になっていることを指摘しつつ、スウェーデンによるNATO加盟申請という決断を支持する旨述べました。
  3. 両者は、ロシアによるウクライナ侵略、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換を行いました。

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