外務省・新着情報

令和5年6月3日

 6月3日(現地時間同日)、シンガポールにおいて、石川浩司駐シンガポール共和国日本国特命全権大使と、メルヴィン・オン・シンガポール共和国国防力整備担当国防次官(Mr. Melvyn Ong, Permanent Secretary (Defence Development), Ministry of Defence of the Republic of Singapore)との間で「防衛装備品及び技術の移転に関する日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定」の署名が行われました。本協定は、同3日に発効しました。

  1. この協定は、日・シンガポール両政府間において、国際の平和及び安全に寄与するための事業等の実施のため移転される防衛装備品及び技術の取扱いに関する法的枠組みを設定するものです。具体的には、個別の移転について決定する手続を定めるとともに、移転される防衛装備品及び技術の適正な使用等について定めています。
  2. この協定の締結により、日・シンガポール間で移転される防衛装備品及び技術について、第三国移転や目的外使用に係る適正な管理が確保され、日・シンガポール間のより緊密な防衛装備協力及び我が国の防衛産業の生産・技術基盤の維持・向上に寄与することとなり、ひいては我が国の安全保障に資することが期待されます。
(参考)別添PDF

防衛装備品及び技術の移転に関する日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く


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