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2023年6月1日
昨日、日本国特許庁は、韓国特許庁と日韓特許庁長官会合を開催しました。日韓特許庁長官会合は、2017年の開催以降、初の開催となります。本会合では、AI活用やメタバースに関する両庁の取組や、GXTIに係る日本の最新の取組について共有しました。また、IP5（五庁長官会合）に関して二国間で議論する新しい枠組みの創設をはじめ、特許審査官協議を含む様々な分野で互いに協力することで一致しました。
本件概要
5月31日（水曜日）に、濱野長官は訪日中の李仁實(LEE Insil)韓国特許庁（KIPO）庁長と会談を行いました。日本国特許庁（JPO）が韓国特許庁との間で日韓長官会合を開催するのは2017年の開催以来となります。
本会合では、審査業務におけるAI活用やメタバースに関する両庁の取組を共有し、グリーン・トランスフォーメーション技術区分表（GXTI※）に係る日本の取組を紹介しました。新技術が知的財産として適切に世界中で保護されることの重要性及び、KIPOと我が国との協力関係を深める重要性への認識を共有しました。
濱野長官からは、GXTIをはじめとするIP5プロジェクトについて両庁の理解を深めるべく、二国間で議論する新たな枠組みを提案し、KIPOとJPOは、特許審査官協議を含む様々な分野で互いに協力し、議論を深化させていくことで一致しました。
※GXTI： グリーン・トランスフォーメーション（GX）に関する技術を俯瞰するために、2022年6月に特許庁が作成した技術区分表。各技術区分に含まれる特許文献を検索するための特許検索式も併せて公開した。
担当
特許庁 総務部 国際政策課長 福田
担当者：葛原
電話：03-3581-1101（内線 2564）
メール：PA0860★jpo.go.jp
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