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渡辺復興大臣記者会見録[令和5年5月30日]

令和5年5月30日(火)9:49~9:54 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 令和5年度「新しい東北」復興・創生の星顕彰の募集開始について、復興庁では、被災地の課題解決に取り組み、「新しい東北」の創造に向けて貢献されている方々に光を当てることで、その活動を発信し、全国への普及・展開を図るため、平成28年度から顕彰事業を行っているところであります。今年度も顕彰候補となる個人・団体について、自薦・他薦を問わず、明後日6月1日から2か月間の予定で募集を開始いたします。

 詳細については事務方へお問い合わせください。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

(問)ALPS処理水の海洋放出についてお伺いします。IAEAの調査団が来日して、6月2日までの日程で今、取りまとめのレビューを作成しているのですが、これについて受け止めがあればお願いします。

(答)今、御質問のありましたとおり、5月29日から6月2日まで、IAEAの職員等が来日しまして、ALPS処理水の海洋放出前の包括報告書の取りまとめに向けて、これまでのレビューを総括するためのミッションを行っていると承知しております。

 国内外の方々の理解を深める上では、原子力分野において専門的な国際機関でありますIAEAの関与が特に重要であり、政府としてはIAEAのレビューに万全の対応を行う必要があると考えております。引き続き、政府一丸となって、決して風評影響を生じさせないという強い決意のもと、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

(問)先ほど発表がありました、新しい星の顕彰というところで、平成28年度から始まったということですが、改めてここに期待すること、今回こういうふうになってほしいというような、星に向けてのコメントを頂ければと思います。

(答)この「新しい東北」復興・創生の星の顕彰の募集というものは、それぞれの地域において自薦・他薦という形で進めておりますので、広く受け付けていきたいというふうに思っております。特に、新しい東北というふうに考えていきますと、顕彰の対象になった方は、少なくともその地域の問題や課題についてしっかりと取り組んでいる方でありますので、こういった人たちに更にその地域を発信してもらうことが大変重要だというふうに思っております。是非とも多くの方に御参加していただきたい、そのように思っております。

(以  上)

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