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2023年5月26日

5月29日から6月2日に、IAEA(国際原子力機関)職員及び国際専門家からなるIAEAタスクフォースが来日し、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出に関する包括的なレビューを行います。

5月29日から6月2日にかけて、IAEA職員及び国際専門家が来日し、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の海洋放出に関して、これまでの個別のレビューを総括するための包括的なレビューを行う予定です。

(参考1)IAEAタスクフォースには、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、韓国、マーシャル諸島、ロシア、米国、英国、ベトナム出身の11名の国際専門家が含まれる。
(参考2)IAEAレビューについて

  • 東電福島第一原発のALPS処理水の処分については、2021年4月、日本政府が海洋放出とする基本方針を公表。日本政府よりIAEAに対してALPS処理水の安全性に関するレビューミッションの派遣等の協力を正式に要請し、同年7月、日本政府とIAEAの間で付託事項(ToR)を署名し、①ALPS処理水の安全性に関するレビュー、②規制に関するレビュー、③独立したサンプリング・データの裏付け分析、を実施することについて合意。
  • IAEAタスクフォース(IAEA職員及び国際専門家によるチーム)によるALPS処理水の安全性に関するレビューは、主に経済産業省及び東京電力を対象として、ALPS処理水の取扱い及び安全性について、原子力分野の専門機関としての観点から評価を実施している。
(参考3)包括レビューミッションについて
海洋放出前の包括報告書のとりまとめに向けて、これまでに実施した(1)ALPS処理水の安全性に関するレビュー、(2)規制に関するレビュー、(3)独立したサンプリング・データの裏付け分析、を総括するためのミッション。IAEAは、包括レビューミッションを踏まえ、海洋放出前のIAEAによる最終的な結論を含む包括報告書を、本年前半に公表する予定。

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担当

資源エネルギー庁 
原子力発電所事故収束対応室調整官 田辺
担当者:泉井、飯塚、村上
電話:03-3501-1511(内線 4441)
メール:bzl-hairo-syorisuitaisaku★meti.go.jp
※ [★]を[@]に置き換えてください。

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