外務省・新着情報

令和5年5月21日
正面を向き、笑顔で握手を交わす、両首脳の様子 日・コモロ首脳会談(写真提供:内閣広報室)
テーブルにつき、会談を行う、両首脳の様子 日・コモロ首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 5月21日、午前10時00分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、G7広島サミットにおけるアウトリーチ会合出席のため訪日中のアザリ・アスマニ・コモロ連合大統領(H.E. Mr. AZALI Assoumani, President of the Union of the Comoros)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、G7広島サミットへの参加に謝意を表しつつ、日本はアフリカと「共に成長するパートナー」であり、先般のアフリカ4か国訪問でアフリカの可能性と潜在力を肌で感じた旨述べました。これに対して、アザリ大統領から、日本がアフリカ連合(AU)のG20参加を支持する等アフリカを継続して支援していることに謝意を述べるとともに、AU議長国としても日本と協力していきたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のための新たなプランを発表した旨述べつつ、引き続きコモロとも協力していきたい旨述べました。これを受け、アザリ大統領からは、インド太平洋の安定を支持しており、日本の支援に感謝している旨述べるとともに、更なる二国間関係の強化に向けた期待が表明されました。
  3. 双方は、スーダン情勢やウクライナ情勢、北朝鮮問題を含む国際情勢について意見交換を行い、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、引き続き連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、AU議長国であるコモロと引き続き様々な分野で緊密に協力していきたい旨述べ、双方は、共に連携を深めていくことを確認しました。

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