外務省・新着情報

令和5年3月28日

 3月28日、外務省において、日・EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)に基づく合同委員会の第4回会合が開催され、中込正志外務省欧州局長及びギュンナー・ヴィーガンド欧州対外活動庁(EEAS)アジア太平洋総局長(Mr. Gunnar Wiegand, Managing Director for Asia Pacific)が共同議長を務めました。また、EEASから、ベレン・マルティネス・カーボネル地球規模課題総局長(Ms. Belén Martinez Carbonell, Managing Director for Global Affairs)、フォン・ゼヘア=トース共通安全保障防衛政策(CSDP)危機対応総局長(Ms. Benedikta Von Seherr-Thoss, Managing Director for CSDP and Crisis Response)も来日し、本件会合に参加しました。

  1. 今回の合同委員会では、インド太平洋を含む日・EU協力や、「持続可能な連結性及び質の高いインフラに関する日・EUパートナーシップ」文書に基づく協力を中心とした「日・EU」SPAの履行状況と、今後の課題について協議が行われました。その上で、日・EUは、SPAに基づき、インド太平洋における連結性、安全保障、グリーン、デジタルなどの分野での協力の強化や、ロシアによるウクライナ侵略も含めたグローバルイシューについて協議し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日・EU間での一層の連携していくことで一致しました。
  2. 更に、この機会に、日・EUは双方が関心を有する地域情勢についても、意見交換を行いました。

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