外務省・新着情報

令和5年3月17日

 3月17日、岸田文雄内閣総理大臣(SDGs推進本部長)は、松野博一内閣官房長官(同副本部長)、林芳正外務大臣(同副本部長)及び他の国務大臣等の出席の下、総理大臣官邸において持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第13回)及び第6回「ジャパンSDGsアワード」表彰式を開催しました。

  1. SDGs推進本部では、2017年から毎年、SDGsへの貢献を「見える化」することを目的として、政府の施策のうちの重点項目を整理した「SDGsアクションプラン」を策定しています。
     今回のSDGs推進本部会合では、本年のG7広島サミットやSDGサミットの機会を最大限活用して日本の取組を発信しつつ、SDGsの達成に向けた取組を加速化するとともに、新しい資本主義の下、「誰ひとり取り残さない」持続可能な経済社会システムを作り上げていくとの決意の下、「SDGsアクションプラン2023」を決定しました。
  2. 会合中、松野博一官房長官、林芳正外務大臣、高市早苗国務大臣、斉藤鉄夫国土交通大臣、渡辺博道復興大臣、松本剛明総務大臣、後藤茂之国務大臣、谷公一国務大臣、岡田直樹国務大臣、西村明宏環境大臣、小倉將信国務大臣、藤丸敏内閣府副大臣、大串正樹デジタル副大臣、門山宏哲法務副大臣、簗和生文部科学副大臣、伊佐進一厚生労働副大臣、野中厚農林水産副大臣、太田房江経済産業副大臣、井野俊郎防衛副大臣、宮本周司財務大臣政務官の計20名から、それぞれの所掌のSDGsの達成に向けた取組や今後の計画等について発言がありました。
  3. 会合の最後に、岸田総理大臣から、概要以下のとおり述べ、「SDGsアクションプラン2023」を着実に履行し、SDGsの達成に向けた国内外の取組を力強く推進していくよう関係閣僚に指示しました。
  • (1)国際社会は気候変動や感染症、食料・エネルギーをはじめとする複合的な課題に直面しており、SDGsは2030年までの達成が危ぶまれています。今こそ、社会の変革の実現に向けて、取組を加速化せねばなりません。「人への投資」、科学技術・イノベーションやスタートアップ、GX、DXへの投資を柱とする「新しい資本主義」の下、成長と分配の好循環を実現し、民間の力を活用した社会課題の解決を図ります。
  • (2)本年は、SDGs達成のための中長期的な国家戦略である「SDGs実施指針」を改定します。「誰一人取り残さない」社会の実現のため、多様性に富んだ、包摂的な社会を実現し、日本が国際社会の先頭に立って未来を切り拓いていきたいと思います。
  1. 第6回「ジャパンSDGsアワード」表彰式では、SDGs推進本部長賞(総理大臣賞)が特定非営利活動法人ACEに、SDGs推進副本部長賞(官房長官賞)がTABETEレスキュー直売所プロジェクト共同体(代表:東松山市)に、SDGs推進副本部長賞(外務大臣賞)が株式会社Frank PR及び株式会社太陽油化に授与されました。このほか、日本基板ネットワークが特別賞を受賞しました。

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