外務省・新着情報

令和5年2月28日
写真撮影するマクモニグル国際エネルギーフォーラム(IEF)事務局長と髙木外務大臣政務官

 2月27日、髙木啓外務大臣政務官は、訪日中のジョセフ・マクモニグルIEF事務局長(Mr. Joseph McMonigle, Secretary General of International Energy Forum, IEF)と昼食を交えて意見交換しました。

 両者は、エネルギー安全保障を確保した上で脱炭素化を実現していくという課題の中でのエネルギー移行の在り方について、CCUS等の排出削減技術の発展も含めた各種取り組みについて話し合いました。ジョセフ・マクモニグルIEF事務局長から、日本が世界的な議論をリードすることや、日本の技術力に期待したい旨の発言がありました。

(参考1)国際エネルギーフォーラム(IEF)

 IEFは、石油・ガス等の産出国と消費国が閣僚レベルで、エネルギー市場の安定等について非公式な対話を行う枠組み。産消国双方が相互に理解を深め、健全な世界経済の成長の基盤となる安定的かつ透明性のあるエネルギー市場を促進することを目的として、1991年に設立。設立当初はフォーラムであったが、サウジアラビアのイニシアティブにより、2011年にすべての加盟国がIEF憲章を採択し、国際機関となった(ただし国際協定に基づいて設立されたものではない。)。本部はサウジアラビアの首都リヤドに所在。

(参考2)ジョセフ・マクモニグル国際エネルギーフォーラム(IEF)事務局長

 米国出身。米国エネルギー省の首席補佐官やアブラハムグループの共同創設、代表を経て、2020年7月に国際エネルギーフォーラム事務局長に就任。

(参考3) CCUS (Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)

 CO2の回収・貯留・有効利用。

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