経産省・新着情報

2023年2月2日

経済産業省では、クレジットカード決済システムのセキュリティ対策強化検討会(座長:中川 丈久 神戸大学法学研究科・法学部 教授)での議論を踏まえ、報告書を取りまとめました。

1.背景

昨今、キャッシュレス決済及び電子商取引の普及に伴い、クレジットカード決済市場の規模は継続的に増加しています。

一方、サイバー攻撃の増加等を背景に、特に電子商取引におけるクレジットカード等の番号漏えい・不正利用被害額が増加しています。2021年には、不正利用被害額は過去最悪の約330億円にのぼりました。

これらの状況を鑑み、安全・安心なクレジットカード決済を確保するため、経済産業省は、2022年8月に有識者会議「クレジットカード決済システムのセキュリティ対策強化検討会」を立ち上げ、計6回にわたり、議論を行いました。

2.本報告書の主な内容

本報告書は、(1)クレジットカード番号等を安全に管理する(漏えい防止)、(2)クレジットカード番号等を不正に利用させない(不正利用防止)、(3)クレジットの安全・安心な利用に関する周知・犯罪の抑止の3本柱に沿って、本検討会での議論を踏まえ、クレジットカード決済システムのセキュリティ対策強化に向けた具体的な取組と今後の課題について取りまとめたものです。

本日、産業構造審議会商務流通分科会割賦販売小委員会に本報告書を報告しました。今後、まずは業界と共にセキュリティ対策強化に向けた当面の取組を促進し、「クレジットカード・セキュリティガイドライン」(クレジット取引セキュリティ対策協議会)にも反映させます。

関連リンク

担当

商務・サービスグループ商取引監督課長 刀禰 
・本検討会について
担当者:伊藤、月村、丑丸
・本報告書について
担当者: 松井、竹尾、小西
電話:03-3501-1511(内線 4191)

03-3501-2302(直通)

メール:bzl-secretariat_kappan★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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