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報道資料
令和5年1月25日
松本総務大臣の米国出張結果

令和5年1月16日(月)から同年1月20日(金)まで、松本総務大臣は米国(ワシントンDC及びニューヨーク)に出張し、米国政府の関係者等と会談しました。本年4月に我が国で開催するG7デジタル・技術大臣会合や、本年秋に我が国がホストし、国連が主催するインターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)等に向けて、意見交換を行うとともに、政策面での協力を確認しました。

 出張結果概要は以下のとおりです。

1.ワシントンDC

 ニューバーガー国家安全保障担当副補佐官、イングリス国家サイバー長官、連邦通信委員会(以下「FCC」という。)のローゼンウォーセル委員長、国務省のフィック大使、商務省のグレーブス副長官及び国家電気通信情報庁(以下「NTIA」という。)のデイビッドソン長官、世界銀行のマルパス総裁と会談を実施しました。
 本年4月に我が国で開催するG7デジタル・技術大臣会合や、本年秋に我が国がホストし、国連が主催するインターネット・ガバナンス・フォーラム(IGF)に向けて、日米間で協力していくことで、米国関係政府機関との会談で一致しました。G7に向けては、とりわけ、信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)や強靱なネットワークインフラの構築、自由でオープンなインターネット、AIに係る事項について意見交換を行い、緊密に連携していくことを合意しました。
 
 また、以下の点をはじめ、政策面等について様々な意見交換を行い、今後の協力について多くの一致を確認しました。

ニューバーガー国家安全保障担当副補佐官やイングリス国家サイバー長官との会談では、強靱なネットワークインフラ構築やサイバーセキュリティに関する取組について意見交換を行いました。
FCCでは、将来を見据えたブロードバンド政策や強靱なネットワークインフラ構築等に係る協力を推進していくことで一致しました。
国務省では、強靱なネットワークインフラ構築等について、オープンでセキュアな5Gの第三国における展開等に向けて、具体的な協力を推進していくことで一致しました。
商務省及びNTIAでは、5GやBeyond 5G等のOpen RANを含む通信ネットワークの強靱性や安全性を高めるための具体的協力に係る協力覚書を締結しました。
世界銀行では、マルパス総裁と会談し、世界銀行の使命に対する期待や、我が国の貢献について、意見交換を行いました。

2.ニューヨーク

 国連では、リー事務次長と会談を実施し、IGF日本開催に向けた協力を要請しました。
 このほか、JETプログラム経験者との車座や、在米日系企業との意見交換会を実施し、米国における取組等について聴取し、意見交換を行いました。

(参考:関係報道資料 主な会談内容の詳細)
・松本総務大臣と米国連邦通信委員会ローゼンウォーセル委員長との会談結果
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000144.html
 
・松本総務大臣と米国国務省フィック大使との会談結果
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000145.html
 
・松本総務大臣とグレーブス米国商務副長官・デイビッドソン米国商務省国家電気通信情報庁長官との会談結果及び協力覚書の署名
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000146.html

連絡先
国際戦略局国際経済課
担当:北神課長、平木補佐、福田係長、大内官
電話:03-5253-5928(直通)

(G7関係、国連関係)
国際戦略局参事官室
担当:加藤補佐、磯和補佐、河合主査
電話:03-5253-5921(直通)

(世界銀行関係)
国際戦略局国際戦略課
担当:林企画官
電話:03-5253-5918(直通)

 

 
(JETプログラム経験者との車座)
自治行政局国際室
担当:田頭補佐、大橋主査
電話:03-5253-5527(直通)

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