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令和5年1月23日
コーマンOECD事務総長から表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 1月23日、午後6時10分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、マティアス・コーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長(Mr. Mathias Cormann, Secretary-General of the Organisation for Economic Co-operation and Development(OECD))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、コーマン事務総長の就任後初の訪日を歓迎するとともに、国際社会の課題が山積する中、共通の価値の下で協力できるOECDの重要性は一層増している旨述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、本年のG7日本議長年や2024年の日本のOECD加盟60周年という機会を活かし、OECDとの協力を推進していきたい旨述べました。
  3. コーマンOECD事務総長からは、岸田総理にお会いでき嬉しく思う旨述べるとともに、日本はOECDの重要な加盟国の1つであり、来年の日本の加盟60周年を然るべく祝福したい旨述べました。また、OECDとしてG7日本議長年の成功に貢献していきたい旨述べました。

[参考1]コーマン事務総長の略歴

  • 1970年9月ベルギー生まれ(52歳)。現在は、オーストラリア国籍。
  • 2013年から2020年までオーストラリア予算大臣。
  • 2021年6月に第6代OECD事務総長に就任。

[参考2]経済協力開発機構(OECD)
 OECDは、パリに本部を置く国際機関で、現在欧州諸国、米国、日本など38か国が加盟(日本は1964年に加盟)。「世界最大のシンクタンク」とも呼ばれ、経済・社会の様々な問題について調査・分析し、各国に政策提言。同時に世界のルール形成の場として、先進的課題についてスタンダードやルールを形成している。


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