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2023年1月13日

繊維産業における資源循環型経済の実現に向けた課題を議論・整理するため、「繊維製品における資源循環システム検討会」を開催し、検討を開始します。

1.趣旨

繊維製品分野に関しては、特に欧州において、環境配慮対応や人権デュー・ディリジェンスなどのサステナビリティに係る取組が急速に進展しています。2022年3月には、欧州委員会が、2030年までにリサイクル繊維を大幅に活用すること等を目標とする「持続可能な循環型繊維戦略」を公表しています。
こうしたグローバルな動向を踏まえ、我が国の繊維関連企業が、今後需要拡大が見込まれる海外市場においても競争力を維持・確保していくためには、繊維製品の資源循環システムの課題を整理し、必要な施策を講じていくことが重要です。
繊維製品の資源循環システムを確立するためには、大きく「回収」「分別・再生」「製造」「販売」の4つのフェーズで異なる課題が存在しており、それらを並行的に解決していくことが不可欠です。
具体的には、国内における衣料品の回収方法、回収した衣料品の分別と繊維から繊維へのリサイクル・再生技術、製造時の環境配慮設計、販売時における消費者への理解促進等について、課題解決の方向性を整理していくことが必要です。
このため、本年1月20日から、「繊維製品における資源循環システム検討会」をスタートします。

2.今後の見通し

本検討会は、本年夏頃までに5回程度の開催を予定し、報告書を取りまとめる予定です。

3.第1回検討会について

2023年1月20日(金曜日) 10時30分から12時30分(一部調整中)

4.インターネット中継について

本検討会は、インターネット中継を予定しております。
こちらに資料及びインターネット中継の情報を記載します。

担当

製造産業局 生活製品課長 田上 
担当者:山田、園、土川

電話:03-3501-1511(内線 3861)
03-3501-0969(直通)
E-mail:bzl-f2f-recycle★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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