外務省・新着情報

令和4年12月9日
  1. 11月29日、我が国は、緑の気候基金(Green Climate Fund、以下GCF)へのジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)派遣に関する協力覚書に署名しました。JPO派遣制度別ウィンドウで開くは、国際機関勤務を希望する若手日本人を、日本政府(外務省)の経費負担により原則2年間国際機関に派遣し、勤務経験を積む機会を提供することにより正規職員への途を開くことを目的とした制度です。我が国からはGCF理事である北村俊博国際協力局参事官、GCFからは訪日中のホン=トゥイ・パターソンCFOが同協力覚書に署名しました。
  2. 今般の署名は、GCF事務局にとって初のJPO派遣に関する協力覚書であり、GCFで働く機会の増大につながることが期待され、国際機関で働くことに関心を持つ若手日本人にとって有益なものと考えられます。
(参考)緑の気候基金(Green Climate Fund:GCF)
 国連気候変動枠組条約及びパリ協定に基づき、開発途上国の温室効果ガス排出削減(緩和)と気候変動の影響への対処(適応)を支援する多国間基金。我が国は、GCFに対し、これまでに合計で最大30億ドルを拠出することを表明するとともに、主要拠出国として、GCFの意思決定機関である理事会に単独で議席を有し、GCFの運営に積極的に貢献している。

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