外務省・新着情報
令和4年12月2日
12月2日、午後4時25分から約20分間、林芳正外務大臣は、訪日中のグヤーシュ・ハンガリー首相府長官（H.E.Dr.Gergely GULYÁS, Minister of the Prime Minister’s Office of Hungary）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- グヤーシュ首相府長官から、日本とハンガリーは150年以上にわたる伝統的に良好な関係を構築しており、とりわけ経済分野で良好な関係を築けていることは喜ばしい、ロシアによるウクライナ侵略に対しては連携して対応している旨述べました。
これを受けて、林大臣から、良好な両国関係について全く同じ見解であり、新型コロナを乗り越え、交流が再び活発化していることを嬉しく思う旨述べました。 - ウクライナ情勢に関し、林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略を受け、国際秩序の根幹が脅かされている中、ウクライナの隣国であるハンガリーと連携していきたい旨述べるとともに、力による一方的な現状変更は許されないとの声を国際社会が一致して上げることの重要性を強調しました。
これに対し、グヤーシュ首相府長官は、ハンガリーはEU加盟国としてロシアによるウクライナ侵略を明確に非難している旨述べ、両者はウクライナ情勢をめぐる対応において、引き続き連携していくことを確認しました。 - 両者は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換し、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等においても、引き続き連携していくことを確認しました。