外務省・新着情報

令和4年12月2日

 12月2日、午前10時より約20分間、松野博一内閣官房長官は、訪日中のグヤーシュ・ハンガリー首相府長官(H.E.Dr. Gergely GULYÁS, Minister of the Prime Minister’s Office of Hungary)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、松野官房長官から、日本とハンガリーは、150年以上にわたる伝統的に良好な関係を構築しており、様々な分野で両国の関係が着実に発展していることを嬉しく思う旨述べるとともに、ロシアのウクライナ侵略により国際秩序の根幹が揺らぐ中、自由で開かれた法の支配に基づく国際秩序を守るべく、ウクライナの隣国であるハンガリーとも緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. これに対し、グヤーシュ首相府長官から、ハンガリーは、ロシアによるウクライナ侵略により国際情勢は難しい状況にあるが、国際社会がこのような行為を非難していくことが重要との発言がありました。両者は、ウクライナ情勢をめぐる対応において、引き続き連携していくことを確認しました。
  3. 両者は、中国や、核・ミサイル問題を含む北朝鮮などの地域情勢についても意見交換を行い、松野官房長官から、拉致問題の即時解決に向けた引き続きの理解と協力を求めました。両者は、法の支配に基づく国際秩序を維持していくことの重要性で一致しました。

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