外務省・新着情報

令和4年12月1日

 11月17日、第2回目となる日・IFAD戦略対話が外務省で開催されました。新型コロナの影響で、今次対話は3年ぶりの対面での開催となりました。

  1. 日本側からは外務省及び農林水産省が出席し、日下部英紀外務省国際協力局審議官が団長を務めた一方、国際農業開発基金(IFAD)側はアルバロ・ラリオ総裁(Mr. Alvaro Lario、President of International Fund for Agricultural Development(IFAD))が団長を務めました。
  2. 本対話では、昨今の食料危機の解決に向けた多様なアプローチの重要性を確認すると共に、次期増資会合への対応等について意見交換が行われました。
  3. また、途上国における持続可能な農業及び食料システムを実現する上で、IFADの活動が引き続き重要であるとの考えで一致し、昨年開所されたIFAD日本連絡事務所も活用しつつ、民間セクターとの連携も含めて日・IFAD間の協力を一層強化していくことを確認しました。

(参考)国際農業開発基金(IFAD)

 1976年に設立された国連専門機関(事務局本部はローマ)。現在177国が加盟(我が国は1977年に原加盟国として参加)。主にアフリカ、アジア等の開発途上国に対し、融資や無償資金供与を通して、持続可能な農業開発を促進・支援する。


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