外務省・新着情報

令和4年11月22日
トネラ・モザンビーク経済財務大臣及びマガラ運輸通信大臣と山田外務副大臣
山田外務副大臣とトネラ・モザンビーク経済財務大臣及びマガラ運輸通信大臣の会談

 11月22日、山田賢司外務副大臣は、エルネスト・マックス・エリアス・トネラ・モザンビーク共和国経済財務大臣(H.E. Mr. Ernesto Max Elias TONELA, Minister of Economy and Finance of the Republic of Mozambique)及びマテウス・マガラ・モザンビーク共和国運輸通信大臣(H.E. Mr. Mateus Magala, Minister of Transport and Communication of the Republic of Mozambique)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、山田副大臣は、本年の外交関係45周年の機会に、TICAD8のフォローアップを通じ、日・モザンビーク関係を一層発展させたい旨述べました。これに対し、トネラ大臣から、TICAD8を含め、日本のこれまでの多大な支援に対する感謝があり、その上で、モザンビークにとって日本は戦略的なパートナーであり、日本との関係を更に深化させていきたい旨述べました。
  2. 山田副大臣から、モザンビーク北部のLNG(液化天然ガス)プロジェクトは、治安悪化により中断中であるが、南部アフリカの安定に寄与することはもとより、世界のLNGの安定供給に資するものであると述べた上で、プロジェクトの早期の再開を実現するため、モザンビーク側のさらなる協力を要請しました。これに対し、トネラ大臣から、プロジェクトの一刻も早い再開に向けて、モザンビーク政府としても関係諸国と協力しつつ、真剣に治安対策に取り組んでいる、本プロジェクトはモザンビークの経済社会の発展のみならず、日本のエネルギー調達先の多様化にも繋がることから、双方にとり利益になる案件である旨述べました。
  3. 両者は、モザンビーク政府による財政健全化に向けた取組やアフリカにおける開発金融の問題についても協議し、日本からモザンビークに対する投資のさらなる促進を目指し、引き続き連携していくことを確認しました。

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