総務省・新着情報

会見発言記事
寺田総務大臣閣議後記者会見の概要
令和4年11月4日

冒頭発言

 冒頭、特にございません。

質疑応答

マイナンバーカードの普及促進

問:
 マイナポイントの第2弾の延長から1か月になりましたが、年末までに運転免許証並みのマイナンバーカードの申請という目標を掲げていらっしゃいますが、現在の手応えと今後の取組についてお聞かせください。
答:
 マイナンバーカードの取得促進、また普及促進については、総理の方からもご指示をいただいているところでありまして、ご指摘のようにマイナポイント第2弾、年末までということで、第2弾が6月30日にスタートして以来、それ以来の申請件数が1,300万枚を超えております。現状、申請数も直近の数字で7,277万枚、57.8%ということで伸びております。
  マイナポイントの付与がカードの普及に大変寄与していることは、これは紛れもない事実でありまして、先週の会見でも申し上げたとおり、自治体マイナポイント事業も、東かがわ市をはじめスタートしております。こうした普及促進の取組によって、更に目標に向けて取り組んでいきたいと思います。

KDDI等の通信障害

問:
 今月1日にKDDIから7月の大規模通信障害に関しての再発防止状況の報告書が提出されたと思いますが、総務省としての受け止めと今後の対応についてお伺いできますでしょうか。
答:
 1日に検証会議が行われたわけですが、KDDIと沖縄セルラーについて、本年7月に発生した重大な事故に関し、本年8月に総務省から行いました行政指導に基づき、今回、両社から10月末時点の実施状況の報告があったところでございます。
  そして、1日に開かれました電気通信事故検証会議において、両社からこの報告の説明がなされました。システムの不具合に加え、誤ったマニュアルを使用した、古いマニュアルですね。少し古いマニュアルに準拠してしまったという意味でヒューマンエラーも確認されたところですが、こうした説明が行われ、今後、行政指導に沿って着実に事故の再発防止に取り組んでいくということでありましたので、今後、両社から定期的な報告を求めますとともに、総務省としても事故の再発防止の取組がしっかりとられているか確認をしていく必要があろうかと思います。
  また、主要な電気通信事業者においても、通信障害が続いて発生していることなども踏まえ、個々の事故の対応にとどまらず、リスク管理態勢、メンテナンスの態勢、また、ユーザーへの周知広報の在り方など、共通する問題についても、引き続き電気通信事故検証会議で検証してまいりたいと思います。

週刊誌の報道

問:
 後援会の政治資金収支報告書等を巡る問題で野党側からの追及が続いていますが、この疑念について大臣は払拭できているとお考えかということと、これはあらためてになりますが、野党側は辞任を求めていますが、その点についてご見解もお願いいたします。
答:
 前回も申し上げたとおり、説明責任はしっかり果たしていかないといけないと思っておりまして、これまでも政治資金の取扱いや税務処理等について、国会、また、この会見の場などでご説明してきておりますので、引き続き、法令に沿って適正に処理するとともに、説明責任を果たしてまいりたいと思います。
  今回、国会でも指摘をされました竹原後援会において判明した事務的なミス、これについては既にご報告をしているとおりでありますが、率直にお詫びを申し上げたいと思います。今、速やかに訂正及び改善を行っております。今後もそうした改善をチェックしていくことができればと思います。
  竹原後援会については、私が直接管理をする政治団体ではなく、収支報告をチェックすべき立場でもありません。独立の政治団体であります。その事務処理の詳細は承知をしておりませんが、先ほども申し上げたとおり、適正な処理に見直すようお願いをしているところでありますので、引き続き、そうしたお願いベースの話も含め、適正な処理をお願いし、また、後援会の体制についても見直しをお願いしているところであります。
  引き続き、総務大臣としてしっかりと職責を果たしてまいりたいと思います。

問:
  これで終わります。ありがとうございました。
答:
 ありがとうございました。

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