法務省・新着情報

法務大臣閣議後記者会見の概要

令和4年11月1日(火)

 今朝の閣議において、法務省案件として、主意書に対する答弁書が1件ありました。

「旧統一教会」問題に関する質疑について

【記者】
 法務省は、11月中にも、法テラス内に「旧統一教会」に関する電話で相談を行う専門部署を設置される方針とのことですが、その詳しい時期、人員、設置場所について詳細な検討状況をお伺いします。

【大臣】
 累次、色々な場所で、合同電話相談窓口を引き継ぐ法テラスの窓口を設置するということを申し上げているところですけれども、今、詳細を詰めておりまして、何人という体制まで詳しくお知らせすることはなかなか難しいかも分かりませんけれども、場所も、先だっての合同電話相談窓口のように都内と考えていますが、詳細が固まり次第、しっかりと広報をしてまいりたいと思います。また、開設時には、今のところ、先だって同様、皆様に「このような雰囲気のところでやっている。」ということもお知らせできるよう検討したいと思っております。詳細が固まり次第、お答えしたいと思います。

【記者】
 「旧統一教会」の問題の関係で、悪質な寄附を規制する新法の制定について、協議が進められていると承知しております。与野党の間で、マインドコントロールの定義付けをめぐって、様々な意見が分かれていますが、大臣の現時点のお考えがもしあれば、お聞かせください。

【大臣】
 先だっての予算委員会でも申し上げましたが、例えばマインドコントロールということで、刑事罰を検討するとなると、何をもって過不足なく規定するのか、非常に慎重な検討が必要になります。また、第三者取消権ということになりますと、マインドコントロールを受けているというふうに見られる方であっても、日常生活においては正常な判断ができるということを考えますと、その調整も必要になるだろうと思います。いずれにしても、与野党協議の中で、色々なことが議論されるのではないかと思っています。

(以上)

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