首相官邸・新着情報

 内閣総理大臣の岸田文雄です。
 「フォーラム21・梅下村塾(ばいかそんじゅく)」のOB・OG総会が盛大に開催されますこと、心からお慶(よろこ)び申し上げます。
 日々研鑽(けんさん)を重ねる塾生の皆様、それを御支援されている世話人、関係者の皆様の御努力と活動の成果に心から敬意を表します。
 私は、社会課題を成長のエンジンとして、持続的な社会と成長を両立させる新しい資本主義の実現を目指しています。
 人への投資を進め、グリーンやデジタルの分野で非連続なイノベーションを起こしていく。官民が、従来の二分法を越えて、一歩も二歩も踏みだし、新たな官民連携で社会課題の解決に向き合い、未来への投資を共に進めていく。
 新しい資本主義は、こうした取組により、実現するものです。
 梅下村塾は、日本を代表する企業の将来を担う幹部の方々、官庁の方々が集う私塾です。正に私が大事にする人への投資の場であり、新たな官民連携のきっかけともなる場であると言えるのではないでしょうか。
 今から35年も前に、こうした場をお作りになり、取組を継続してこられ、そして、惜しくも昨年96歳でお亡くなりになられた梅津昇一(うめづ しょういち)先生の慧眼に改めて敬意を表し申し上げます。
 今年の総会のテーマは、「~梅下に集いし志士よ、混迷の時代を切り拓(ひら)け!~」であるとお聞きしました。
 日本、そして世界は、大きな時代の変革を迎えています。困難を乗り越え、進むべき道をつくるのは、やはり人です。梅津先生の志を胸に、新しい時代を切り拓くべく、チャレンジする皆様と共に、日本の将来のため、全力を尽くすことをお誓いいたします。
 最後になりましたが、総会の御成功、フォーラム21・梅下村塾のますますの発展、そしてお集まりの皆様方の更なる御活躍を祈念して、私の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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