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横浜税関本関ご視察

 令和4年9月14日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下に、横浜税関本関、横浜税関コンテナ検査センター及び東京税関羽田税関支署をご視察いただきました。

 横浜税関本関では、井上財務副大臣と諏訪園関税局長が両殿下をお出迎えし、関税局長から税関業務の概要についてご説明しました。両殿下は、貿易港を開いた場所に由来した税関の管轄区域や本関庁舎が昭和9年に創建されたことなどにご関心を示されました。

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 コピー商品等の知的財産侵害物品の取り締まり状況をご説明した際、両殿下には、税関が差止めたコピー商品をお手元近くでご覧いただきました。両殿下からは、ここ数十年でコピー商品の量が増加している理由やコピー商品が摘発後にどう扱われるかなどについてご質問をいただきました。

 また、川崎外郵出張所とオンラインで繋ぎ、国際郵便物の通関状況や検査の様子などをご覧いただき、多くのご質問と励ましのお言葉をいただきました。

 その後、7階展望フロアにて、本庁舎のシンボルであるクイーンの塔や創建当初の形が残された施設などをご覧いただき、横浜港の変遷とそのなかで横浜税関が果たしてきた役割などをご説明しました。

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横浜税関コンテナ検査センターご視察

 横浜税関コンテナ検査センターでは、コンテナの状態で検査を行うダイナミックな検査手法やコンテナから取り出した貨物を職員が一つ一つ確認している様子、大型エックス線検査装置が発見の端緒となり不正薬物の摘発に至った事例等をご説明しました。

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 両殿下からは、年間の検査取扱量や取締機器の活用方法についてご質問いただいたほか、夏は暑く、冬は冷える検査場で働く税関職員の体調管理につき、両殿下からお気遣いのお言葉をいただきました。

東京税関羽田税関支署ご視察

 羽田税関支署では、海外から航空機で入国する旅行者の手荷物検査の状況やスマートフォンのアプリを利用した電子申告ゲートについて羽田税関支署長からご説明しました。

 また、入国者の身辺や手荷物のにおいを嗅ぎ分ける麻薬探知犬の活用について紹介したのち、麻薬探知犬による不正薬物探知のデモンストレーションもご覧いただきました。両殿下から、犬種や雌雄差による麻薬探知犬への適性や、ハンドラーと麻薬探知犬とのペアの組み合わせなどについて、ご質問をいただきました。
 また、麻薬探知犬の健康管理はハンドラーが最も気遣うところであるとご説明した際は、ハンドラーに対して、ご慰労のお言葉をいただきました。

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 その後、若手職員から、手荷物検査台における検査の手法などについてご説明した際には、両殿下から、検査における着眼点や一日に対応する旅客数など多くのご質問と励ましのお言葉をいただきました。

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