外務省・新着情報

令和4年10月19日

 10月19日(現地時間同日)、ジブチ共和国の首都ジブチにおいて、我が方、大塚海夫駐ジブチ共和国日本国特命全権大使と先方マハムッド・アリ・ユスフ・ジブチ共和国外務・国際協力大臣(H.E. Mr. Mahmoud Ali Youssouf, Minister for Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Djibouti)との間で、同国における自然災害への対応能力向上を目的とした供与額3.0億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する交換公文の署名が行われました。

  1. ジブチでは、近年の気候変動に伴い自然災害が増加・甚大化傾向にあり、災害対応能力の向上が急務となっている一方で、災害対応機材が故障や老朽化のため不足しています。
  2. 本計画は、ジブチ政府に対し、日本企業製品を含む災害復旧活動機材(中型ドーザー、モーターグレーダー等)を供与することにより、豪雨による洪水等に対する災害対応能力の向上を図り、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与するものです。
  3. 我が国は、2022年8月に開催された第8回アフリカ開発会議(TICAD8)において、防災を含む気候変動対策等に取り組むことを表明しており、この協力は同表明を具現化するものです。
(参考)ジブチ共和国基礎データ

 ジブチ共和国の面積は約2万3,200平方キロメートル(四国の約1.3倍)、人口97.4万人(2019年:世銀)、一人あたりGNI(国民総所得)は3,300米ドル(2021年、世界銀行)。


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