外務省・新着情報

令和4年10月17日
APECビジネス諮問委員会日本委員から提言を受け取る林外務大臣
APECビジネス諮問委員会日本委員と写真撮影する林外務大臣
APECビジネス諮問委員会日本委員による林外務大臣表敬の様子

 10月17日、午後5時30分から約20分間、林芳正外務大臣は、APECビジネス諮問委員会(ABAC)日本委員による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ABAC日本委員を代表し、中曽宏委員(株式会社大和総研理事長)から林大臣に対し、ABACによる2022年「APEC首脳への提言書」が手交されました。続いて、中曽委員、國分文也委員(丸紅株式会社取締役会長)、遠藤信博委員(日本電気株式会社特別顧問)より、金融・財政政策を通じた迅速かつ持続的な経済回復の促進、地域経済統合の加速、現実的なエネルギー転換の推進、データ共有による価値創造等、ビジネス界による提案について説明されました。
  2. これに対し、林大臣から、ABAC日本委員の貢献に謝意を表し、日本政府としても引き続き官民で連携し、貿易・投資に関する諸課題に取り組むとした上で、今後のABACの活動に期待する旨述べました。
(参考)APECビジネス諮問委員会(ABAC: APEC Business Advisory Council

  • (1)ABACは、1995年に設立されたAPEC唯一の公式民間諮問団体。APEC参加国・地域の首脳から指名されたビジネス界の代表が委員として活動(国・地域ごとに最大3名)。
  • (2)ABACは、経済界として重視する課題をAPECへ助言することが期待されており、毎年のAPEC首脳会議に向けて提言を提出する他、首脳会議の際にAPEC首脳と直接対話を行う。
  • (3)現在のABAC日本委員は以下のとおり(就任順)。
    遠藤 信博 日本電気株式会社特別顧問
    中曽 宏 株式会社大和総研理事長
    國分 文也 丸紅株式会社取締役会長
    松木 俊哉 日本電気株式会社コーポレート・エグゼクティブ(代理委員)
    今村 卓 丸紅株式会社執行役員(丸紅経済研究所長)(代理委員)

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