外務省・新着情報

令和4年10月9日

 10月9日未明、船越健裕アジア大洋州局長は、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表及び金健(キム・ゴン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長との間で、それぞれ電話にて意見交換を行いました。

  1. 船越局長は、両者との間で、4日に我が国上空を越える弾道ミサイルを発射し、本9日にも弾道ミサイルを発射するなど、北朝鮮が9月末からの短期間で7回という極めて高い頻度で弾道ミサイルの発射を行っていることについて、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、且つ、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識を改めて共有しました。
  2. その上で、北朝鮮が国際民間航空機関(ICAO)総会において採択された総会決議を非難する談話を発表したことを含め、最新の北朝鮮情勢について意見交換を行い、北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射は、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、関連の国連安保理決議に違反するとともに、国際民間航空の安全にとって著しい脅威であるとの認識を共有しました。
  3. 国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化、安保理における対応等について、引き続き日米、日韓、日米韓で緊密に連携することを再確認しました。

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