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令和4年10月7日(金曜日)
教育、科学技術・学術

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若田宇宙飛行士搭乗の宇宙船打上げ成功及び宇宙ステーション滞在開始、ノーベル賞ウィークで日本人受賞者が出ていないことへの受け止め、総合経済対策とりまとめに向けた検討状況

永岡桂子文部科学大臣記者会見映像版

令和4年10月7日(金曜日)に行われた、永岡桂子文部科学大臣の記者会見の映像です。

令和4年10月7日永岡桂子文部科学大臣記者会見

令和4年10月7日永岡桂子文部科学大臣記者会見(※「YouTube」文部科学省動画チャンネルへリンク)

永岡桂子文部科学大臣記者会見テキスト版

大臣)
 本日は、私からは1件でございます。
 若田宇宙飛行士が搭乗するアメリカの、米国の「クルードラゴン宇宙船5号機」が日本時間3日(木曜日)午前1時に打ち上げられまして、本日7日(金曜日)8時前に搭乗者全員が宇宙ステーションに無事入室をいたしました。まずは、打上げが安全に行われまして、若田宇宙飛行士のISSの長期滞在が無事に開始できたことを大変嬉しく思っております。若田宇宙飛行士は、打上げ前に、将来の有人宇宙活動を切り開く世代の皆さんに新しい希望や夢を持ってもらえるようなミッションにしたいと意気込みを語っておられたと聞いております。若田宇宙飛行士がおっしゃった通り、宇宙には夢や希望を湧き起こす魅力が本当にあります。宇宙に向けまして大変な努力を重ねてこられました若田宇宙飛行士のご活躍される姿、日本中が楽しみにしております。文部科学省といたしましても、ミッションが成功するよう、引き続き、支援をしてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

記者)
 1問、質問させていただきます。ノーベル賞ウィーク、まだ、平和賞と経済学賞が残っておりますが、これまでのところ日本人受賞者は出ないという、ちょっと残念な結果になる一方で、海外で受賞された方で日本にご縁のある方もいらっしゃるということで、大臣としてのこれまでの所感をお聞かせ願えないでしょうか。

大臣)
 まず、我が国の学術研究の国際的な貢献という点におきましては、ノーベル生理学・医学賞を受賞されましたスバンテ・ペーボ博士がいらっしゃいます。ペーボ博士はですね、沖縄科学技術大学院大学に在籍されておりまして、研究ユニットを主宰する等、大変ご活躍でございます。ペーボ博士に、本当に心からお祝いを申し上げたいと思いますとともに、文部科学省といたしましては、我が国の研究力を向上させるためにですね、必要な施策に、今後も全力で取り組んでまいりたいと思っております。まだ、これからいくつか残っておりますので、そこのところは期待をしているというところでございます。以上です。

記者)
 先日、岸田総理から総合経済対策のとりまとめをするようにという指示が出ましたけれども、文部科学省としての検討状況を教えてください。

大臣)
 先週金曜日でございます、9月30日でございますが、閣議で総理から総合経済対策の策定につきまして、ご指示を受けたところでございます。また、それに先立ちまして9月29日の教育未来創造会議におきまして、総理から、成長分野への大学の学部再編について、経済対策において制度を整備するようご指示も受けました。これを踏まえまして、人への投資ですね、新しい資本主義を前に進めて、国民の安心・安全の確保に資する施策などをしっかりと盛り込むべく、今、検討を進めているところでございます。以上です。

(了)

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